クワガタを大切に飼育していても、寿命が尽きれば死んでしまっても仕方がありません。ただ、昨日まで元気だったのに、翌朝は死んでしまっていた。何て場合は超ビックリ。いわゆる突然死っていうケースです。
私もそんな経験をしたことがあるのですが、その時は結構落ち込んだことを覚えています。
ただ、今では突然死の原因も分かり、クワガタを長生きさせられることに成功です。
と言うことで今回は、クワガタの突然死の原因などについてお伝えしていきますね。
クワガタの突然死の原因は?
クワガタが死んでしまう原因はいくつかあります。ただ、突然死となると、
- 温度・湿度の管理ミス
- ストレスの与え過ぎ
- 細菌に汚染
- 不適切な餌
の4点です。私的には1つくらいと思ったのですが、結果的に多くてビックリしました。
温度・湿度の管理ミス
クワガタは温度変化にかなり敏感です。適切な温度である20~25度を保つようにしてあげなくてはいけません。そして、乾燥をさせないように湿度管理も重要。もし、急激な温度や湿度に変化を与えてしまうと耐え切れなくて突然死してしまう可能性が大。とくに、直射日光を長い時間当てておくと温度があがり乾燥し、間違いなく死んでしまいます。
私も、この直射日光が原因で飼育ケース内にいた2匹のクワガタを死なせてしまった経験があるのが事実です。
ストレスの与え過ぎ
カッコイイや可愛いからと頻繁に触ったりするなどの行動をすると、かなりのストレスを与えることになります。その溜まりすぎたストレスが頂点に達した瞬間に、当然死んでしまうケースもありです。
細菌に汚染
飼育ケース内にはクワガタに悪影響を与えないカビがあることは分かっています。
ただ、古い餌や死んだ個体などが原因で生えたカビは危険。そのような環境ではダニやウイルス性の病原菌が発生する可能性があります。それに汚染されて、元気だったクワガタが急に死んでしまうことがあっても不思議ではありません。
カビやダニ、細菌も適切な温度と湿度管理ができていないと発生するので要注意ですよ。
不適切な餌
クワガタは意外にグルメ。口に合わなければ全く食べてくれない個体もいます。また、栄養がない餌ばかり与えておくと、突然死の原因になることは間違いありません。
突然死を防ぐ方法は?
これは上記でお伝えした原因を作らないこと。要は、
- 温度は25~25℃を保つ
- 適度に霧吹きをし湿度を保つ
- 直射日光は避ける
- 静かに観察してストレスを与えない
- 古い餌はすぐに交換する
などを実行することです。
おすすめの飼育方法
飼育ケースは風通しの良い大き目のサイズ。
それに昆虫専門店が開発した床材マットを敷き、栄養満点の餌を用意。
そして、マットが汚れない為に転倒防止も兼ねた餌台をセット。
あとは飼育ケースを風通しの良い場所に置き、霧吹きで定期的に湿度を保たせます。
以上ような環境下で飼育をすれば、突然死から守ってあげられるはずですよ。
さいごに
クワガタの突然死の原因は、
- 温度・湿度の管理ミス
- ストレスの与え過ぎ
- 細菌に汚染
- 不適切な餌
がほとんど。だから、上記の原因を作らないように飼育することが肝心です。