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カブトムシ幼虫が土の上這いずり回る!理由や対処法を徹底調査したよ

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カブトムシの幼虫が突然土の上に出てきて、ゴソゴソ這いずり回ることがあります。初めて見ると

・「大丈夫?」「何か問題があるの?

なんて、心配になるのは当然です。私もそんな経験をしたので超分かります。で、その時にその理由や対処法を徹底調査。そのおかげもあり、幼虫を無事に成虫にさせることができました。

と言うことで今回は、その調査結果をシェアしていきますね。

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カブトムシの幼虫が土の上を這いずり回る理由

カブトムシ幼虫土の上

その理由ですが、分かりやすいように表にまとめると以下のとおりです。

理由詳細
マットが合わないマットが古くなったり発酵しすぎると居心地が悪くなります
湿度や水分バランスの問題乾燥しすぎると脱水状態。また逆に湿りすぎると呼吸しづらくなります
環境の変化やストレスマット交換やケースの移動、大きな音や急な温度変化で幼虫が驚きます
成長によるスペース不足幼虫が大きくなると狭いスペースでは窮屈に感じます
蛹になる準備3齢幼虫の終盤になると蛹室を作るための場所を探し移動します

では、それぞれをもう少し詳しく説明していきますね。あ!以下のお借りした画像。丁度私の経験時と同じような状態なのでシェアしておきますね^^

マット(飼育用の土)が合わない

幼虫は、自分の住み心地が悪いと、思い切って地上に出てくることがあります。たとえば、マットが古くなって発酵が進みすぎると、暑くなったりガスが発生したりして、幼虫にとってはまるでサウナ状態。『ここじゃもう無理!』と避難してくることがあるんです。

また、マットの通気性が悪いと酸素不足になり、幼虫が「なんだか息苦しい…」と感じて地上に出てくることがあります。特に、マットをギュウギュウに詰め込みすぎると空気が通りにくくなるので要注意。

以下の状態がその酸欠ですね。

あと、マットに白い物がつくことがありますが、その対処法などはこちらに紹介してあります↓

湿度や水分バランスの問題

マットの湿度が合わないと、幼虫は居心地が悪くなって地上に出てくることがあります。特にカラカラに乾いてしまうと、幼虫は水分を失ってピンチに・・・(^^; 逆にベチャベチャに湿りすぎても快適じゃなくて、落ち着かなくなっちゃうんです。

環境の変化やストレス

マットを交換したり、飼育ケースを動かしたりすると、幼虫はびっくりして地上に出てくることがあります。特に、大きな音や急な温度変化があると『なんだなんだ!?』と落ち着かなくなっちゃうんです。なるべく静かで安定した環境を作ってあげると、幼虫も安心して過ごせますよ。

成長してスペースが足りなくなった

幼虫が成長すると、狭いスペースが窮屈になり、地上に出てくることがあります。特に複数の幼虫を一緒に飼育している場合、成長につれて「もうちょっと広いところがいいな…」と感じることも。そんなときは、少し広めのケースに移してあげると快適に過ごせます。

以下の画像の大きさのケースに7匹は狭すぎたかもしれませんね(^^;

蛹になる準備をしている

3齢幼虫の終盤になると、蛹室を作るための場所を探して移動することがあります。このとき、適した環境が見つからないと、地上に出てきてしまうことがあるんです。

以下の場合はそのまま蛹になってしまっています。本当はマットの中でのほうが安全です。

さと吉
さと吉

以上が幼虫が土の上に出てきてしまい這いずる行動を取る理由です。では、そんなことが起こらないようにし、幼虫を無事に成虫にさせるために注意することを紹介していきますね。

幼虫を元気に成長させるための飼育環境

幼虫が元気に成長するためには、適切な

  • マットは適度に交換
  • 湿度管理をしっかり
  • 温度管理をしっかり
  • ストレスを減らす
  • 飼育ケース内には複数の幼虫を入れない

などの飼育環境を整えてあげることが大切です。

マットは適度に交換する

マットは幼虫の生活空間であり、栄養源でもあるので、劣化したまま放置すると幼虫の成長に悪影響を及ぼします。発酵が進みすぎて異臭がしたり、フンが増えて黒っぽくなってきたら交換のサイン。新しいマットに変えてあげることで、幼虫が快適に過ごせるだけでなく、健康的に成長できる環境が整います。ただし、一度に全部交換すると環境が急に変わってストレスになるので、半分ずつ入れ替えるのがおすすめです。

ポイント

  • 劣化したマットは交換する:マットの色が黒くなり、フンが目立つようになったら交換のタイミング
  • 栄養のあるマットを使う:市販のカブトムシ用発酵マットを使うと、幼虫がしっかり成長できます

私も使っている以下のマット。めっちゃ大きく育ってくれます^^

湿度管理をしっかり

マットの湿度は幼虫の健康に直結します。乾燥しすぎると脱水状態になり、湿りすぎるとカビや雑菌が繁殖しやすくなります。理想的な湿度は、手で握ったときに軽くまとまり、指で押すとホロっと崩れるくらい。毎日チェックして、必要に応じて霧吹きで調整してあげましょう。

<ポイント>

  • 乾燥しすぎると成長不良になりやすいので、マットの状態を常にチェックして適度な湿度をキープ

温度管理も重要

幼虫が快適に過ごせる温度は20~25℃が目安。夏場はケースが直射日光に当たらないようにし、冬場は冷えすぎないよう保温を工夫すると、幼虫が安定して成長できます。

<ポイント>

  • 特に冬場は寒さ対策をして、幼虫が弱らないようにしましょう

ストレスを減らす

幼虫はデリケートなので、飼育ケースを頻繁に動かしたり、振動を与えたりするとストレスを感じてしまいます。なるべく静かな場所に置き、大きな音や強い振動を避けることで、安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。

<ポイント>

  • 元気にしているか気になっても頻繁に覗かない

飼育ケース内には複数の幼虫を入れない

複数の幼虫を同じケースで飼育すると、成長の差によってエサの取り合いが起こったり、スペース不足になったりすることがあります。特に成長期に入ると、大きな幼虫が小さな幼虫に圧力をかけることもあり、ストレスを感じてしまうことに(^^;

<ポイント>

  • 基本的に一匹ずつ分けての飼育がおすすめ

では次に、実際に幼虫が土の上に出てきて這いずり回る姿を経験した人の体験談。こちらを紹介しておきます。きっと、自分に近い経験をしている人もいるはずですよ~^^

体験談:幼虫が土の上を這いずり回ったときの対処

「乾燥してたみたい!」

ケースの中のマットがパサパサだったので、霧吹きで水を足したらすぐに潜っていきました。

「マットの交換で解決」

フンが増えて黒くなっていたので、新しいマットに交換。そしたら幼虫も落ち着いた様子に。

「ケースの置き場所を変えたら戻った」

エアコンの風が当たる場所に置いていたのが原因かも。少し離したら潜っていった!

「酸素不足だったかも?」

マットをぎゅうぎゅうに詰めすぎてたみたい。ほぐして空気を含ませたら動きが落ち着いた。

「振動がストレスだった?」

何度かケースを動かしていたら、そのたびに幼虫が出てきてしまった。静かな場所に置いたら収まった。

「マットが発酵しすぎてた!」

触ると温かいくらいマットが発酵してたので、新しいものに交換。そしたらすぐ潜った。

「広いケースに移したら解決」

成長して狭くなったのかも?少し大きめのケースに引っ越ししたら、のびのび潜っていった。

「蛹になる準備をしてたみたい」

3齢幼虫の終盤だったので、もしかして蛹室を作る場所を探してた?と思い、少し深めに掘ったら、そこで落ち着いた様子。

「マットの種類を変えてみたらOK」

いつもと違うメーカーのマットを使ったら、なんだか落ち着かない様子で土の上に…。以前使っていたマットに戻したら、すぐ潜った!

まとめ

カブトムシの幼虫が土の上を這いずり回るのは、何かしらの環境の変化が原因です。マットの状態や湿度、温度をこまめにチェックし、幼虫にとって快適な環境を整えてあげることが大切です。

また、幼虫が這いずり回るのは「何かのサイン」でもあります。飼育環境を見直し、必要な対策をとることで、健康的に育てることができます。焦らず観察しながら、幼虫が元気に成長できるようサポートしてあげましょうね^^

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