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ヘラクレスオオカブトの飼育は難しい!実際経験したら超簡単だったよ

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カブトムシは子供の頃から大好き。もちろん大人になった今でもで、毎年飼育を堪能しています。ただ、国産のカブトムシのみで、外産はありません。なぜなら飼育は難しいと聞いていたからです。

とくに、人気があるヘラクレスオオカブトは超難しいとのこと(^^; だけど、友達のみの君から、

みの君
みの君

一度チャレンジしてみてよ~。

何てことを言われ、迷った挙句挑戦することにしました。

と言うことで今回は、その結果などについてお伝えしていきますね。

ヘラクレスオオカブトの飼育は難しいって本当なの?

結論からお伝えしますね。ヘラクレスオオカブトの飼育は、

・難しくありません

です。実際幼虫を手に入れ、この答えを出すまでに2年程かかりましたが、私的には間違いありません。

以下が、ヘラクレスオオカブトリッキーの幼虫を買った時の画像。嬉しさとドキドキ感で撮った覚えがあります^^

ヘラクレスオオカブトの幼虫

で、上記の幼虫を育て成虫にし、寿命を全うさせるのに成功したわけです。そして、その過程は想像より超簡単でした。

では、その飼育方法を紹介して行きますね。

ちなみにこちらが↓成虫となったヘラクレスオオカブトリッキーです。

ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトの飼育は簡単だよ

難しくないとは言え、正しい飼育方法をしなければ、悲しいお別れになってしまう可能性はあります。ただ、その飼育方法も簡単だから安心してOK。

幼虫の飼育方法

成虫よりも、幼虫の飼育のほうが神経を使うかもしれません。とは言え、難しいことはありません。大きな成虫にさせるには、この幼虫の時期が大切だから神経を使うって感じです。

で、幼虫の飼育で必要なのが、

  1. 飼育ケース
  2. マット
  3. 霧吹き

です。

飼育ケース

ヘラクレスオオカブトの幼虫は、国産カブトムシの幼虫よりかなり大きなサイズに成長します。だから、飼育ケースは大き目のものを選ぶのが肝心です。ただ、孵化したばかりや2令幼虫の段階であればプリンカップくらいのサイズでもOK。

しかし、3令中くらいになるころには、大きなサイズの飼育ケースを利用しましょう。

以下のようなサイズなら成長になった時にも使えるので一石二鳥ですよ~^^

マット

幼虫の餌となる腐葉土マットは超必需品。それも栄養価の高いものがおすすめ。そして、使う前にはガス向きが必要。なぜならマットの中にガスが充満していると温度が上昇。すると、幼虫に悪影響を与えるからです。

ガスの抜き方

日の当たらい場所に新聞紙などを敷き、その上にマットを広げて5日程放置すればOKです。

ガス抜きが済めば、マットを握ると軽く固まるぐらいになるように水分を加えます。以下の画像のような感じです。

水分を含んだマット

そして、飼育ケース内にマットを三分の一ほど入れ、その上に幼虫をのせてからマットを加えればOKです。

あと、プロが開発した以下のようなマット。こちらなら、ガス抜きや水分を加えなくても即使えるので便利ですよ~^^

霧吹き

ヘラクレスオオカブトの幼虫に限らず、カブトムシの幼虫は乾燥が苦手。だから、定期的にマットの様子を確認し、マットが乾燥してカラカラ状態にならないように霧吹きで乾燥を防ぎましょう。

幼虫の飼育で注意することは?

さと吉
さと吉

注意することは、

・温度管理

・マット交換

・ストレスを与えない

です。

幼虫に適した温度は約22℃~25℃。若干の差はあったとしても低すぎたり高すぎるのはダメ。直射日光を避け最適な温度の場所に飼育ケース置くようにしましょう。

そして、マット交換を2~3ヵ月に一度交換。栄養分がなくなったマットを入れたままだと、幼虫が育ちません。とにかく、食いしん坊な幼虫。マットの交換は大切です。あと、土の表面に糞が目に付いたり、幼虫が土の上に出ている場合はマット交換のサインと考えてもOK。

あと、ストレスを与えはいけません。幼虫は意外と超神経質。これは成虫にも言えるのですが、幼虫の方がさらに上。そのため、ストレスを与えすぎると死んでしまうこともあります。

だから、幼虫の様子が気になっても、マット交換以外は取り出したりしないようにしましょう。また、飼育ケースを何度も動かすことも厳禁です。

さと吉
さと吉

それら注意事項を守れば蛹になり、その後は大きな成虫にとなっていくはずですよ^^

ちなみに、蛹になるまでの幼虫の期間は約18ヵ月。国産カブトムシが約8ヵ月ですからその長さは凄いです。飼育前に調べていたので知ってはいたのですが、実際飼育しても驚きでしたね(^^;

成虫の飼育方法

成虫の飼育で必要なのが、

  1. 飼育ケース
  2. マット
  3. 霧吹き
  4. 止まり木
  5. 餌台
  6. コバエ除け

飼育ケース

ヘラクレスオオカブトの大きさは言わずと知れたビックサイズ。だから、その大きさに合わせた飼育ケースをチョイスしてあげましょう。小さなケースでの飼育では可哀想ですし、ストレスも与えることになります。

ちなみに、ヘラクレスオオカブトの大きさは平均で約150mmほど。国産のカブトムシのギネス記録が88mmほどなので、ヘラクレスオオカブトの大きさの凄さが分かりますよね。

ですからヘラクレスオオカブトの飼育ケースはホームセンターなどで販売されているLサイズ以上がおすすめです。

以下のLLサイズならベリーグッドって感じ^^

マット

マットは、ダニ対策として針葉樹のマットや、おがくずチップがおすすめ。やはりダニが発生すると飼育ケース内は不衛生。となると、ヘラクレスオオカブトが病気になる可能性もあります。

以下のひのきマットなら安心です。

そして、マットを飼育ケース内に敷きヘラクレスオオカブトを入れればOKです。

霧吹き

成虫も幼虫と同じく乾燥は苦手。だから、飼育ケース内が乾燥したと感じたら霧吹きをしてあげましょう。

さと吉
さと吉

ただし、ベタベタ状態になるほど霧吹きするのはNGですよ。

止まり木

誤って転倒しひっくり返ることがあります。そして、その時間が長いと弱ってしまう可能性が大。だから、転倒防止として止まり木を入れておくのが大切。もし、転倒したとしても止まり木に爪を掛け、起き上がる助けにもなってくれます。

ヘラクレスオオカブトなら、以下のような大きさの止まり木が良いかもですね^^

ヘラクレスオオカブトはめっちや大食い(^^; 私的には国産のカブトムシの倍くらい食べるって感じでした。で、その与える餌は果物等でもOKなのですが、おすすめは昆虫のことに詳しプロが開発したゼリー。栄養成分をバランス良く配合しているので安心して与えられます。

私も使った以下のプロゼリーはめっちゃ喜んで食べてくれましたよ~^^

あと、どんな餌でも残っていたら2~3日で交換するようにしましょう。3日も経てば腐ってしまうので衛生面でも悪いですし、ヘラクレスオオカブト自体も食べなくなるからです。

餌台

餌台があるとマットが汚れにくいのでおすすめ。餌台に開いている穴に餌を入れておくだけでOKです。

以下の餌台が、上記のSNSや私が使ったものと同じ感じです。

コバエ除け

マットや餌に集まってくるコバエ。気がつくと、飼育ケース内いっぱいに発生なんてことも(^^; となれば、衛生的に良くなく、ヘラクレスオオカブトにとっても悪影響を与える可能性があります。

だから、コバエ除けは必需品。100均でも販売されていますし、ネットならいろいろな種類が選べます。

上記のようねコバエ除けを飼育ケースの蓋に挟んで使えばOKです。

成虫の飼育で注意することは?

さと吉
さと吉

注意することは、

・温度管理

・清潔な環境

・ストレスを与えない

です。

成虫も幼虫と同じく22℃~25℃程の温度管理が大切。とくに低すぎるのは厳禁。もともと、ヘラクレスオオカブトの生息地が年間通して約22~30℃程の地。だから、22℃を大幅に下回ると死んでしまう恐れがあるからです。

あと、飼育ケース内は清潔に保つようにしましょう。マットが糞や餌の食べかすなどによって汚れたままだと衛生的によくありません。観察して汚れていると感じたら、マットの交換は必須です。

それと、外見は大きくて強そうなヘラクレスオオカブトですが、実際はとても繊細。だから、カッコいいからと、触りすぎるとかなりストレスを与えてしまいます。それを防ぐためにも、飼育中はなるべく触らないで観察してあげましょう。

さいごに

ヘラクレスオオカブトの飼育は「難しくはない」が、私の経験上の答えでした。飼育に必要なものを揃え、正しい飼育方法さえすれば簡単に幼虫から成虫と成長させ、一緒に楽し過ごせますよ^^

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