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カブトムシ幼虫1匹だけ土から出てくる!でも徹底調査結果で謎が解決

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カブトムシの幼虫を育てていると、

・「なぜか1匹だけ土の上に出てきてしまう!

・「これって大丈夫なの?

なんて心配したことがありませんか(^^; もちろん私もその1人でした。ただ、その件について徹底調査。そのおかげで、元気な成虫と成長させることに成功しました。

と言うことで今回は、カブトムシの幼虫が土の上に出てくる原因や、その対策についてシェアしていきますね。

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カブトムシの幼虫ってどんな生き物?

まずは、カブトムシの幼虫の性質を把握しておくのも大切。そこで、全体像を以下に表でまとめましたのでチェックしておきましょう。

成長段階特徴
1齢幼虫(孵化直後)体長約1cmで透明感があり、まだ小さい
2齢幼虫(成長期)栄養をたくさん吸収し、白くふっくらしてくる
3齢幼虫(終齢期)最大サイズになり、サナギになる準備を始める
蛹(サナギ)固い殻に包まれ、成虫へと変化する重要な時期
成虫(カブトムシ)夏になると立派なカブトムシとして誕生!

このように、幼虫は基本的に土の中で過ごし、成長するにつれて体も大きくなります。 しかし、なぜか1匹だけ土の上に出てきてしまうことがあるんです。では、その理由を紹介していきますね。

幼虫が土の上に出てくる理由と対策

幼虫は土から出てくるのは、

  1. 飼育環境の問題
  2. 成長に伴う行動
  3. 病気や体調不良

などがほとんどの理由です。

1:飼育環境の問題

幼虫が土の上に出てきてしまうのは、以下のような飼育環境に問題がある可能性があります。

  • マットが乾燥しすぎている
  • 餌が不足している
  • マットが劣化してガスが発生している

<土(マット)が乾燥しすぎている>

土(マット)が乾燥しすぎていると、幼虫の体が乾燥してしまい、水分不足に。実は、幼虫の体表は薄く、適度な湿度がないと体内の水分が失われやすくなるんです。その結果、動きが鈍くなったり、皮膚が硬くなったりすることも。

そして、重要なのが乾燥が進むと脱皮が上手くいかない点。それは幼虫にとっても命の危険があると言っても過言ではないから。だから、少しでも湿度のある場所を求めて移動を試み、土の上に出てしまうケースがあります。

また、逆に湿りすぎていると酸素不足や雑菌の繁殖により、快適に過ごせなくなり、土から出てしまうこともありです。

<餌が不足している>

幼虫の餌といえばマットで使用する腐葉土。それが、食べ過ぎて減ってしまうと、空腹を感じてしまうのは当然。また、幼虫は十分な栄養を蓄えることで成長し、サナギになる準備を整えます。そこで、餌が足りない場合は、より栄養のある場所を求めて気がつくと土の上ってことも(^^;

特に、先程の表に明記している3齢。大きく成長しているので食欲も旺盛。この時期に餌不足状態なら土に出てしまう確率は高いです。

<マットが劣化してガスが発生している>

カブトムシの幼虫は呼吸をするために酸素を必要とします。土の中で快適に過ごすためには、適度な空気の流れが不可欠。しかし、マットが湿りすぎていると、通気性が悪化。そして、酸素が行き渡りにくくなります。それに、古くなったマットからはガスが発生し、酸素濃度が低下。となれば、もちろん酸欠状態。幼虫は息苦しさを感じ、安全な場所を求めて土の上に出てくることは当然と言えます。

酸欠を防ぐポイント

  • 定期的にマットをほぐし、通気性を確保する
  • マットの劣化を防ぐために、定期的に新しいものに交換する
  • ケースに通気口を設け、酸素が循環しやすい環境を作る
さと吉
さと吉

上記のポイントはかなり大切。土から出てこないようにすることはもちろん。蛹から元気な成虫にさせるためにも実行してあげましょうね。

2:成長に伴う行動

3齢幼虫になると、サナギになる準備のために移動することがあります。それが土の上までってことも。この時期、他の幼虫と距離をとるように動き回ったり、土を掘るような仕草を。これは良い環境の場所に蛹室を作りたいからと考えられます。

だから、土の上に出てきてしまう場合は、土(マット)の中に蛹室が作りにくくなっている可能性もあり。マット状況をしっかり確認し、NGであればすぐに交換してあげましょうね^^

こんな行動が見られたら要チェック!

  • 他の幼虫と離れて動き回る
  • 土を掘るような動きをする
  • 体が透けてオレンジ色っぽくなっている
さと吉
さと吉

上記の点が見て取れて土の上に出てきたら、蛹室作りの手助けをしてあげましょうね^^

中にはそのまま土の上で蛹になる個体もいますが、基本的には土の中がベストであり安心です。

3:病気や体調不良

病気などで弱っている幼虫は、土の中で過ごすことが難しくなり、地表に出てきてしまうことも。ちょっと心配な理由です。で、病気のサインですが、土の上いる幼虫を観察し、

  • 体が黒ずんでいる
  • 動きが鈍くなっている
  • 体が柔らかくなっている

などが見られた要注意。

上記のような状態が一つでもあれば、すぐに新鮮なマットに交換し、清潔な環境を整えてあげましょう。なぜなら、この原因のほとんどが古くて汚れたマットにあるから。そのような状態では、ダニやカビが発生。そして、病気になって弱っていいくことが分かっています。

幼虫が土から出てこない対策

とにかくカブトムシの幼虫が土の上に出てこないようにするためには、とにかく正しい飼育環境作りが重要です。まあ、上記の方でもほとんどお伝えしましたがまとめると、

  • 適度な湿度を保つ
    • マットを軽く握って、ポロポロ崩れる程度の湿り気がベスト!
  • 定期的にマットを交換する
    • 2~3か月に1回、新しいものに入れ替えよう
    •  広めのケースを用意する
    • 幼虫が快適に動けるスペースを確保!
  • 餌(発酵マット)をしっかり与える
    • 栄養が足りないと、幼虫は弱ってしまいます

です。

さと吉
さと吉

これらのポイントを押さえれば、幼虫が快適に成長できる環境を作れますよ^^

実際に「うちの幼虫も出てきたけどちゃんと育ったよ!」という経験談

幼虫が土の上に出てくると心配になりますが、実際には無事に成虫になったというケースも多くあります。以下、経験者の声を紹介します。

「最初はびっくりしたけど…」
→ うちの幼虫も3齢になった頃、急に土の上に出てきてびっくりしました。でも、新しいマットを足してあげたら、また潜っていって無事にサナギになり、元気な成虫になりました!

「湿度を調整したら解決!」
→ ある日、1匹だけ土の上を歩いていて心配になったんです。調べてみると、マットが乾燥しすぎていたみたいで、霧吹きで湿らせたらちゃんと潜っていきました。その後、無事に羽化しましたよ!

「餌不足が原因だったみたい」
→ 何度戻してもすぐに土の上に出てきていたので、試しに発酵マットを追加してみたら、すぐに潜っていきました。餌が足りなかったのかもしれません。その幼虫は無事に立派なカブトムシになりました!

「マット交換したら落ち着いた!」
→ 飼育ケースを開けたら1匹だけ出ていて、調べたらマットがかなり劣化していました。新しいマットに交換したらすぐに潜り、そのままサナギになりましたよ!

「蛹室を作る準備だったみたい」
→ 3齢幼虫になった頃、何度か土の上に出てきました。でも、実は蛹室を作る場所を探していたみたいで、しばらくしたら静かに潜っていきました。その後、無事に羽化しましたよ!

「酸欠気味だったのかも?」
→ 飼育ケースの蓋をしっかり閉めていたせいか、ある日1匹だけ出てきていました。念のため通気口を増やしたら、その後は出てこなくなり、無事に育ちました。

「成虫になったときの感動はひとしお!」
→ 幼虫が土の上に出てくると心配になりますが、適切な対処をすれば大丈夫。うちの子たちもいろいろあったけど、立派なカブトムシになりましたよ!

さと吉
さと吉

このように、幼虫が土の上に出てきても適切な対応をすれば問題ないことが多いです。焦らず原因を探り、しっかり対処してあげましょうね^^

まとめ

カブトムシの幼虫が1匹だけ土の上に出てきてしまうのは、何かしらの原因があるサイン。

  • 環境の問題(湿度、マットの劣化、餌不足)
  • 幼虫が成長段階に入っていないか確認!
  • 体調不良や病気の兆候がないか観察!

などがないかしっかり探ってみましょう。 幼虫にとって快適な環境を作ってあげれば、元気に成長してくれるはずでよ^^

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