クワガタの中でも小さくて可愛いのがコクワガタ。私も子供の頃から大好きです。ですが、そのコクワガタを飼育している時に迷うのが、
・冬眠しているのか?死んでいるのか?
ではないでしょうか(^^; 実は私も何度かこの経験をしたことがあるのが事実。ただ、今ではその見分け方もマスター済み。
と言うことで今回は、コクワガタの冬眠の見分け方などについてお伝えしていきますね。
コクワガタが冬眠している状態
コクワガタも含めクワガタは自分に危険を察知すると警戒をします。そしてその時に取るポーズが死んだふりです。実はこのポーズは冬眠中も同じ。だからそれを見極めることが冬眠している状態と判断できます。
で、そのポーズが、
・手足と触覚をギュッと縮めている
です。もちろんオスもメスも同じ^^ 以下のお借りした「X」がまさにそのポーズです。
樹液にいたコクワガタ♀をつかまえてみたら死んだふりモードに。
— 川邊 透 (@torukawabe) September 9, 2020
なんという美しい生き物。 pic.twitter.com/YYQY3ICAPw
ただ、あまりにも寒い時期は仮死状態となり、その場合は足を若干伸ばしていることもあります。兎にも角にも冬眠することはコクワガタにとってとても大切な行動。だから冬眠中は土の中などから引っ張り出さないようにしてあげましょう。
ただ、温かい時期になっても冬眠から覚めない。なんて場合は死んでしまったのか心配ですよね。その時は、手足や触覚を軽く刺激してあげましょう。するとぴくって動く反応が見られるはずです。
コクワガタが死んでしまっている状態
コクワガタが完全に死んでしまっている状態。それは、
- 刺激を与えても動かない
- 腹部が固い
- 腐敗臭がする
- 体が脱力している
です。
生きている個体であれば、先ほどお伝えしたように体の一部分に刺激を与えれば動いてくれます。ですが、死んでいる場合は触角も手足も全く動くことはありません。ただ、死んだふりを頑なに崩さない個体もあるので、しばらく様子を見てから判断してもOK。
ちなみに、私の場合は風を吹きかけると動いた経験がありますよ^^
生きているコクワガタの腹部は柔らかく、軽く押すと少し沈むことがあります。で、死んでいるコクワガタの腹部は若干硬くなると言われます。もし、全く動かなければ少しお腹を押して確かめてみるのも有りです。
それと、どんな生き物も死んでしまうと腐り始めるは常識。ですからコクワガタから腐敗臭がすれば死んでいると判断できます。
あと、パッと見て体が脱力している場合は死んでいる確率が高いと考えられます。以下のお借りした「X」のような感じがそれです。
コクワガタが死んだ。3年間しっかり生きてくれた。セブンにチャリで行く途中、俺の左肩にとまった時のことは忘れないからな。 pic.twitter.com/41PZP8fnWq
— カレーボーイ (@curryboy7806) September 3, 2019
次に、コクワガタの冬眠について少し紹介しておきます。
コクワガタが冬眠する時期
コクワガタは冬が訪れると冬眠に入ります。しかし、飼育している場合、適切な管理が必要です。
長生きさせるためにも冬眠をさせてあげるのは重要ですからね。
そこで、コクワガタの冬眠について、
- 冬眠のサイン
- 温度管理
- 冬眠用飼育ケースの準備
- 餌やりの注意
- 冬眠中の観察
などを解説します。
冬眠のサイン
コクワガタが冬眠に入るサインは、徐々に動きが鈍くなり活動が低下します。また、餌もあまり食べなくなるのが特徴。そして、いつもの活動場所から離れたマットや朽ち木の間で静かに過ごし始めます。
温度管理
コクワガタは低温で冬眠しますが、極端な寒さや乾燥は避ける必要があります。適切な温度は約5〜10℃で、湿度も60〜70%を保つようにするのがおすすめです。
冬眠用の飼育ケースの準備
冬眠のための飼育ケースは、適切な温度と湿度を保つことができるように調整するのことが大切。また、十分な通気性を確保し、適切な床材を使用しましょう。
餌やりの注意
冬眠中のコクワガタは餌は食べません。ですから与えることは禁止です。もし、餌が残っている場合も必ず取り除きましょう。でないと衛生的によくなく、コクワガタに悪影響を与える恐れがあります。
冬眠中の観察
冬眠中のコクワガタを観察したい気持ちがあると思います。ですが、冬眠を妨げることになるので注意が必要。とにかく、ゆっくりと眠らせることが重要です。
さいごに
コクワガタは、
・手足と触覚をギュッと縮めている
の、状態なら冬眠していると考えられます。
もし、どうしても気になるのなら軽く体の一部を触ってみましょう。すると、動いてくれるはずですよ^^