PR

カブトムシの幼虫が小さい?理由と成長を促すポイントを徹底調査した

スポンサーリンク

カブトムシの幼虫を育てていると、

・「あれ?思ったより小さいかも?

と、感じることがありますよね。大きな成虫を期待しているのに、幼虫の成長が遅いと不安になるもの。

そこで今回は、幼虫が小さい原因を詳しく解説し、しっかり成長させるためのポイントを紹介していきますね。

スポンサーリンク

カブトムシ幼虫の成長過程

カブトムシの幼虫は、約1年の間に数回の脱皮を繰り返して成長し、やがて成虫になります。

【成長段階の目安】

成長段階特徴
1齢幼虫孵化直後で体長1cm程度。まだ細くて透明感がある
2齢幼虫少しずつふっくらし、白くなってくる
3齢幼虫体がかなり大きくなり、サナギになる準備を始める
蛹(サナギ)固い殻に包まれ、成虫へと変化する重要な時期
成虫梅雨明け頃に羽化し、カブトムシとして活動開始!

表に明記されている特徴からも分かるように、1齢の段階は小さいのは当たり前。しかし、2齢後半あたりから3齢の時点で小さいと感じると不安になってしまいますよね(^^; では、なぜ幼虫が小さく成長してしまうのか。その理由を見ていきましょう。

幼虫が小さい理由は?

その理由は、

  1. 栄養不足
  2. 過密飼育
  3. 温度が低い
  4. マットの質が悪い

の4点と言えます。

1:栄養不足

カブトムシの幼虫は、立派な成虫になるために、たくさんの栄養を必要とします。 主食となる発酵マット(腐葉土のような餌)の量が足りなかったり、質が悪かったりすると、幼虫の成長は思うように進みません。 特に、分解が進みすぎた劣化マットでは栄養が少なく、幼虫が満足に食べられないことも。 「最近マットが黒ずんできたな……」と思ったら、新しいものに交換してあげましょう!

2:過密飼育

カブトムシの幼虫は、成長するにつれてどんどん大きくなり、スペースが必要になります。 狭いケースに幼虫を詰め込みすぎると、餌の奪い合いが発生してしまい、一部の幼虫が十分に食べられず成長が遅れることも(^^; やはり大きな飼育ケースで、のびのび育てるのがベストですね。

3:温度が低い

カブトムシの幼虫は、20〜25℃の温度が最適な環境です。 気温が低すぎると、成長が遅くなったり、最悪の場合、冬を越せずに命を落とすことも……。 特に冬場は注意が必要で、寒すぎると冬眠状態になり、成長がストップしてしまいます。 発泡スチロールのケースに入れたり、暖かい部屋に置いたりして、適温をキープしましょう。

4:マットの質が悪い

劣化したマットは、栄養価が低下するだけでなく、アンモニアなどの有害物質を発生させる危険もあります。 これが蓄積すると、幼虫の成長を妨げるだけでなく、体調不良を引き起こし、最悪の場合、命に関わることも……。 マットは定期的に入れ替え、新鮮な環境を維持することが大切です。

さと吉
さと吉

以上の4点の中で、もしかしてと当てはまるものがあれば、それが幼虫が小さくなった原因だと考えられますね(^^;

幼虫を大きく成長させるための対策

幼虫が小さく成長してしまうと思われる上記4点の理由。それらに対してのおすすめの対策は、

  1. 餌をしっかり与える
  2. 適切な温度管理をする
  3. 幼虫の数を調整する

です。では、それぞれの詳細をお伝えしていきます。

1:餌をしっかり与える

発酵マットの量が少ないと、幼虫は十分な栄養を摂取できません。 成長に必要な栄養を確保するためには、マットをたっぷりと敷き、幼虫がしっかり潜れる深さを確保してあげることが大切です。 さらに、マットは消耗品なので、減ったり劣化したりしたら定期的に新しいものを補充しましょう!

飼育では幼虫期間に餌をより多く与えることにより、全長80 mm(角の長さを含む)に達する成虫を育てるのは難しくない。

引用元:Wikipedia

ポイント

  • 2〜3か月ごとに交換し、幼虫がストレスなく成長できるようにしましょう

2:適切な温度管理をする

20〜25℃を保つことで、幼虫はしっかり成長します。 特に寒い時期は、ケースの外側を発泡スチロールや毛布で覆って保温し、温度が急激に下がらないようにするのがポイント。 また、エアコンやヒーターを活用して、できるだけ一定の温度を維持しましょう。また。湿度も大切です。

適切な温度管理のポイント

  • 温度管理:20〜25℃をキープ
  • 湿度調整:マットが適度に湿っている状態を保つ
  • 通気性:密閉せず、適度な換気を

3:幼虫の数を調整する

上記の方でお伝えしたとおり過密飼育すると餌の奪いなどがおきます。それを防ぐためにも1匹から2引きでの飼育がおすすめ。もし、多数を飼育したいのならそれ相応の飼育ケースを用意いしてあげましょう。ちなみに、1匹あたり1.5L以上のスペースを確保してあげるのがおすすめです。複数飼うのであれば以下のようなコンテナーボックスがベリーグッド^^

でかい成虫を求めるなら幼虫時期が大切

結局のところ「立派なカブトムシを育てたい!」と思うなら、幼虫の時期にしっかり手をかけることが重要です。 要は、3齢に成長してしまっている段階では遅すぎます。やはり、1齢か2齢の段階で上記で紹介した対策を実行してあげましょう。

さと吉
さと吉

そうすることで幼虫はぐんぐん成長し、立派な成虫へと変わっていきます。 小さい幼虫のまま放置すると、そのまま小型の成虫になってしまうのは当然ですからね。

まとめ

カブトムシの幼虫が小さい原因は、栄養不足・過密飼育・温度管理の不備・マットの質の低下など。これらの要因を見直し、栄養価の高い発酵マットを使う・十分なスペースを確保する・適切な温度を維持することで、大きな幼虫へと育ってく成長を促せます。

幼虫の時期にしっかりお世話をすれば、きっと大きく立派なカブトムシに^^「でっかいカブトムシを育てたい!」と思うなら、今すぐ環境を見直し、幼虫が快適に成長できる環境を整えましょう^^

タイトルとURLをコピーしました