私と同じで昆虫が大好きな姪っ子から電話があり、

おじさんクワガタを捕まえたよ!でさぁ、クワガタが弱っている時のサインって何か教えて。早く気がついてあげれば助けられるかもしれないでしょう。

そうだね。確かに早い段階で対処してあげればその可能性もあるかもね。

じゃー大至急おねがいね!

OK!
と話をして電話を切りました。もちろんクワガタの飼育は何度もしている私。早速姪っ子が知りたいことをまとめ報告してあげると大喜びしていましたよ^^
と言うことで今回は、クワガタの弱っているサインなどのついてお伝えしていきますね。
弱っているサインの特徴
その弱っているサイン。私の経験上どのようなものがあったかというと、
- 餌を食べない
- 土に潜らない
- 変な歩き方をする
- 転倒回数が多い
- 爪に力が無い
の5つです。そしてこのサイン。寿命がきてしまったなら仕方がありません。ただ何かの原因としてなら、気をつけることで長生きさせられる可能性もあります。
ではそのあたりも含め、もう少し詳しく説明していきます。
餌を食べないサインとは?
クワガタは成虫になったばかりや、冬眠まじかになると餌を食べません。だからその時期に餌を食べないサインは私の経験上気にしなくても大丈夫なはず。
ただ食べ始め出し元気にしていたのに、急に餌を食べなくなった。それも温かい環境下にいるのにです。となれば、弱っているかもと心配するのは当然ですよね。でも、これは餌が原因とも考えられます。
実はクワガタはかなりの綺麗好き。餌が汚れていたり、古くなっていると食べない個体もいます。あと好き嫌いがあるとも(^^;
ですから餌を食べないサインがあれば、一度綺麗で栄養がある餌に交換してあげましょう。例えば栄養があるバナナの輪切や、プロが勧めるこちらの↓高たんぱくゼリーがおすすめですよ^^

ただ上記の方法を取ってもダメな場合は、本当に寿命が近づいているかもしれませんね。あと、口ひげが出た状態も同じと考えられます。
土(マット)に潜らないサインとは?
元気に動いていたのに急に鈍くなり、土にも潜らなくなった。たしかにこちらはかなり危険なサインかもしれません。ただ私の経験上ですが、土を確認するとかなり乾いた状態。ですから全体的に霧吹きをし、かき混ぜてあげました。

するとしばらくしてクワガタが土に潜っていき、それからも長生きしてくれたって経験をしています。ですから土に潜らなくなったら、一度土の状態を確認してあげましょう。クワガタ専用のマットに交換してあげるのもおすすめです。

とにかく乾燥が苦手。その点は気をつけてあげましょう。あとオスの場合は潜っても浅い位置にいることが多いですよ。
変な歩き方をするサインとは?
なんだか足を引きずったり、ふらふらしている。このような変な歩き方のサインは、寿命が近づいて足が弱ってしまったと考えられます。ですからお別れの覚悟しないといけないかも(^^;
ただその状態でも餌をしっかり食べる場合は、足を怪我しているだけかもしれません。

例えば同じケースに別のクワガタがいたりすると、足を噛まれる。なんとてこともあるんですよ。
だから思い当たる節があるならチェックしてあげましょう。
転倒回数が多いサインとは?
飼育ケースの中に足場などがあるのに転倒回数が多い。これは、先ほどの寿命が近づき足が弱ってると同じ。足に力が入らない為に、どうしても転倒してしまいます。私も何度も起こしてあげてはと繰り返してあげたのですが、数日後にはお別れしました。
ただ飼育ケースの中に、足で掴まるものが何もなければ転倒するのも仕方ありません。それで弱るってこともあります。そうならない為にもこちらのような↓足場になるものを用意してあげましょう。
理想は以下の画像のような飼育ケース内の環境ですね。

爪に力が無いサインとは?
上記のような足場があるのに掴まる力が爪に無い。こちらはかなり寿命が近づいているサイン。このような状態になると、すぐに転倒してしまいますし、足場を掴んで起き上がることもできません。
ただ爪が何かの原因で欠損していたりすると、足場を掴むことができないこともあります。たとえば先ほどもお伝えした、別のクワガタに噛まれたりするとですね。
もし餌も食べるし元気なのにすぐに転倒する。このような場合は、こちらのお借りしたTwitterのクワガタのように、しっかりした爪をしているかチェックしてあげましょう。
出勤すると机上にでっかい虫が。
— 安芸椛 (@asyuratemple) June 13, 2022
おー、ヒラタクワガタじゃ~😆
なんか嬉し~。
まだ大顎や爪の先も鋭く泥も付着してたのでおそらく新成虫かな。
夏だな~。 pic.twitter.com/E467geH4IM

そして爪が折れてるなどのけがをしていたなら、落ち葉や小枝などの起き上がるときに役に立ちそうな物をたくさん入れてあげましょう。
クワガタの寿命は?
クワガタは種類によって寿命が違います。よく知られる個体の寿命を紹介すると、
- ノコギリクワガタ:約2~3ヵ月
- ミヤマクワガタ:約2~3ヵ月
- コクワガタ:約2~3年
- ヒラタクワガタ:約2~3年
- オオクワガタ:約2~3年
です。もちろん飼育状況では短くも長くもできるはず。だからクワガタの状態を毎日欠かさずチェックしてあげるのは大切ですね。
ちなみに、オオクワガタは大切に飼育することで、5年ほど長生きするとも言われていますよ^^
さいごに
クワガタの弱っているサインは、
- 餌を食べない
- 土に潜らない
- 変な歩き方をする
- 転倒回数が多い
- 爪に力が無い
でした。ただ、どれも寿命が来てしまったからが原因じゃないかもしれません。毎日クワガタの状態を観察してあげるのが大切です。ただ可愛いからと触り過ぎるとストレスを与えてしまうので注意しましょう。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。