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ヤモリの寿命は何年?ニホンヤモリも含めてたくさん調べたよ

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ここ数年、春先になると玄関先に必ず現れるのが二ホンヤモリ。はじめは妻が発見し、大きな声を上げてびっくりしていました。

ただ何度も会うたびにいつからか「ヤモちゃん」なんて呼んでいるのでめっちゃ笑えます^^ そしてそのヤモリ、実は昔から縁起の良い生き物とも言われています。

ニホンヤモリ

家守(ヤモリ)といってその現れた家を守ってくれているそうです。

そんな話を妻に伝えたもんですから、あのヤモちゃんにはずっーといてもらおうと張り切っていました^^

ただそのヤモちゃんがいつまでも元気にいてくれるかですよね・・・(^^; 

ということで今回は、ヤモリの寿命などについて調べましたのでお伝えしますね。

ヤモリの平均寿命はどれくらい?

我が家に現れるニホンヤモリ。その平均寿命は、

・約10年

です。

ただ野生化ではその平均寿命も短くなり、逆に飼育下では延びるとの報告もあります。

そのあたりの理由としては・・・

やはり1番の原因は天敵が多いこと。ヘビや猫、鳥など様々です。それに人間に駆除される場合も。あと餌不足や環境変化などで病気になるケースあります。その点、飼育されるヤモリは餌も与えてもらえるし、住みやすい環境を作ってもらえることが寿命が延びる原因と考えられます。
らい助
らい助

やっぱり自然界はどんな生き物でも大変だね。あと人間に駆除されちゃうんだ~。なのに縁起がいいと言われる理由はどうしてなの?

さと吉
さと吉

ヤモリは家に現れるごゴキブリやシロアリなどの害虫を食べてくれるんだ。すると、気持ち的にも住みやすい家になるよね。だから家を守る縁起者となったんだ。でも価値観は人それぞれ、ヤモリが苦手な人が駆除してしまうのも仕方がないよね。

さて、そんなヤモリ。どんな種類がいるのかも気になりますよね。

ヤマリの種類やその寿命は

ヤモリ

ニホンヤモリは、もとはユーラシア大陸からやってきた生き物。だから日本特産種ではありません。その点はちょっと驚いてしまいました。だって名前からして日本に昔からいたもんだと思い込んでいましたからね。

ただ日本には別の種が存在しますし、他の国にも確認されています。そこで何種類かをピックアップし、その寿命や特徴、生息地をまとめましたのでご覧ください。

寿命特徴(ワンポイント)
生息地
ミナミヤモリ約10年全身に鱗が散在する九州南部や台湾、中国
クロイワトカゲモドキ約5~10年
瞼がある沖縄諸島
オンナダケヤモリ約10年体色が淡いピンク南西諸島や中国南部など。
キノボリヤモリ約10年手足が短い西表島やインドネシア、中国など。
トッケイ約5年鳴き方が「トッケイ!」インド北東部や中国南部など。
ホオグロヤモリ約5~10年
ギョロ目南西諸島
マダラトカゲモドキ約5年~10年
瞼がある伊江島、渡名喜島
ハイナントカゲモドキ約10年キリッとした顔立ち海南島(中国)
タシロヤモリ約10年鳴き声を出す奄美大島や台湾、インドなど。

とりあえずニホンヤモリ以外では、上記の9種を調べました。見てみると寿命に関してはどれも似たり寄ったりですね。

だからヤモリの寿命はどの種も平均寿命は約10年ほどと考えてもいいかもしれませんね。あと正しい飼育をしてどれくらい延ばしてあげられるかです。

ではヤモリの飼育で大切なことを見ていきましょう。

ヤモリの飼育で大切なこと

ヤモリ

実際僕も家に現れる二ホンヤモリを捕まえて飼育したことがあります。妻が可哀そうだからと逃がしてあげたので短い期間でしたけどね(^^; そして飼育するにあたり、ペットショップで必要になるもを聞き揃えてあげました。

そのとき店員さんが言ったのは、「ヤモリに最適な環境を作ってあげるのが大切」でした。そしてそのために揃えるのが、

  • 飼育ケース
  • 床材
  • パネルヒーター
  • 隠家
  • ライト
  • 水飲み場

でした。

現在揃えたものがないので、そのときに行ったペットショップで画像を撮ってきたので参考にしてくださいね。記事内で表示している価格はタイミングやお店により差があります。

飼育ケース

ヤモリは高い場所を好みます。だから背が高いケースを選ぶのが大切。ペットショップで進められたのが僕が下の画像の長さ31.5・幅31.5・高さ48㎝のもの。価格は9,000円ほどでした。

ヤモリ用の飼育ケース

このケースにはトカゲが飼われていたのですが、たしかに気持ちよさそうでしたよ^^ これぐらい大きいとストレスも与えませんね。横に写っている飼育ケースに比べても大分高さがあるのが分かりますよね。

床材

基本的には床材は必要ないとは言われています。ですが、ヤモリは湿度の高い環境がお気に入りです。だから長生きしてもらうためにも好きな環境を与えてあげたいですね。

そのためにも保湿性を高めるために腐葉土などを床材として使ってあげましょう。

パネルヒーター

ヤモリは寒いのが超苦手。だから飼育時でも寒くなると越冬の準備に入り、じっと動かなくなります。するとそのまま死んでしまう場合も。だからパネルヒーターを飼育ケースの底に敷き、常に暖かくしてあげなければなりません。

ペットショップではこのようなものがあるので利用しましょう↓価格は16Wで4,000円ほど。

パネルヒーター

ただ飼育ケースも底がパネルヒーターに完全に接着することが大切。たとえば下の画像のような足があるものはNG。

底の足がついた飼育ケース

このように足がついていると飼育ケース全体が温まらないので注意しましょうね。

隠家

ヤモリは夜行性です。そのため昼間は隠れる場所を確保させてあげなければなりません。そのためにも、隠家となる流木やホームセンターで販売されているシェルターなどを置いてあげましょう。

僕が利用したのが以下の画像のもの。ものすごく重宝したのでおすすめですよ。価格は1,500円ほど。

ホームセンターで販売されているヤモリ用の隠家

隠家がないとストレスがたまり寿命に悪影響を与えることが考えられるから大切ですよ。

ライト

ヤモリは夜行性なので紫外線用などのライトは必要としません。だから鑑賞ようでのライトや夜行性用のライトを設置してあげるのがおすすめ。

僕の場合は、紫外線の弱い以下のSPIRAL SOFT・UVB26Wを鑑賞用として利用しましたよ。価格は2,000円ほど。

ヤマリの鑑賞用のライト

あとこちらの↓ライト取付用のスタンドも必要です。価格は2,000円ほど。

ライト取付用器具

水飲み場

水を与えようと霧吹きを使うとヤモリにかかる恐れがあります。そうすると体温低下につながり、体調を崩すかもしれません。

そうなると、寿命に対して赤信号が点滅なんてこともありえます。ですから安全のためにも、小さいコップやお皿を使い水置き場をセッティングしてあげましょう。

僕が利用したのがこちら↓

ヤモリ用の餌置き

餌置きようにも利用できるので3つほど買っておきましたよ^^ 価格は1,300円ほど。

ヤモリはカメレオンなどと一緒で、動いている昆虫などしか食べません。だから餌に関しては生き餌を用意してあげましょう。

ただヤモリの顔より大きいものは食べません。ペットショップで食用として販売されている小さなコオロギかミルワームなどを与えましょう。

僕が行ったペットショップでは以下の画像でもお分かりのように、コオロギのSサイズなら10匹で150円。ミルワームなら1個268円。

ヤモリの餌用のコオロギとミルワームの値段表

与え方はコオロギなら飼育ケースに入れておけばOKですし、ミルワームならお皿の上においておけば大大丈夫です。先ほど紹介した餌置きなどですね。

あと人工餌もおすすめ。ただ僕が飼ったヤモリは食べてくれたのですが、個体によっては食べてくれない場合があります。ちなみにこちらの人工餌です↓価格は900円ほどでしたよ。

ヤモリに与える人工餌

あと、実際にヤモリを飼育していろいろな餌を与えてみました。その様子をまとめましたので参考にしてください↓

さと吉
さと吉

あとヤモリのメスは産卵前には餌を食べなくなるんですよ。

その前は卵を育てるためによく餌を食べますが、産卵が近くなるとほとんど食べなくなります。だからヤモリをペアで飼育している場合は覚えておきましょう。食べないと心配になりケースを覗いてばかりいると、ストレスを与えてしまう恐れがありますからね。

さと吉
さと吉

ヤモリの産卵時期は4月頃から7月にかけてで、2個の卵しか産みません。あと卵は乾燥が苦手なので気をつけてね。

まとめ

縁起の良いと言われるヤモリ。暖かくなるころに、ひょっこと家先に現れるかもしれません。そんなときは、できるかぎり優しく見守ってほしいものです。

そんなヤモリ。平均寿命は

約10年

でした。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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