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弱ったカブトムシを元気にする方法!経験から学んだ回復のコツを紹介

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カブトムシを飼育していると、

・「カブトムシ元気がない…」や「動きが鈍くなった気がする…

なんて時、どうしたらいいのか悩みますよね。でも、大丈夫。「何が原因で弱っているのか」や、「今すぐできる対策」これさえ分かれば、カブトムシが回復する可能性は十分にあります。ということで今回は、私の経験も活かし、弱ったカブトムシを元気にする方法はシェアしていきますね。

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弱ったカブトムシを元気に戻す方法は?

正直言って一旦弱ってしまうと、元の姿に戻すのはかなり難しいと言えます。ただ、諦めては何事も始まりません。実際私の経験上、

  • 飼育環境の見直し
  • 餌の見直し

をすることで、もうだめかと思ったカブトムシが予想以上に復活してくれました。では、上記の2点について詳しく説明していきますね。

飼育環境の見直し

カブトムシが弱っている原因の一つが、環境の乱れ。まずは住みやすい環境を作り、体力を回復させることが大切です。

こちらに関しては、

  • 温度と湿度の管理
  • 休息場の提供

の見直しを実践するのがおすすめ。

温度と湿度の管理

カブトムシは暖かくて適度に湿った環境を好みます。特に湿度が低すぎると体内の水分が失われやすく、脱水症状を引き起こしてしまいます。すると動きが鈍くなったり、餌を食べる元気がなくなったりして、ますます体力が落ちてしまうことも…。乾燥しすぎは大敵なので、しっかり対策してあげましょう。そのためには、「温度:25〜30℃」で「湿度:50〜60%」で管理するのがおすすめです。

ポイント

霧吹きでケース内の湿度を保ち、直射日光を避けつつ風通しの良い場所に置くのがベスト!

休息の場の見直し

人間も安心できる居場所でならリラックスできますよね。それはカブトムシだって同じはず。ストレスが少なくリラックスできる環境を整えることで、体力の回復が早まり、元気を取り戻す助けになります。そのためには、以下の方法をとるのがおすすめです。

  • 隠れ家を用意する
    • 木の片やコルクバーク、落ち葉などを入れて、ゆっくり休めるスペースを作ってあげましょう。カブトムシは夜行性なので、日中は暗くて落ち着ける場所が必要です。
  • 静かな環境を作る
    • 大きな音や振動はカブトムシにとってストレスになります。ケースの置き場所を見直し、できるだけ静かで安定した場所を選びましょう。
さと吉
さと吉

明るすぎる環境はストレスの原因になるので、できるだけ落ち着いた空間を作るのがポイントですよ。

餌の見直し

カブトムシが弱る原因の一つに「栄養不足」があります。特に、通常の昆虫ゼリーでは栄養が足りないことも。そんな時は高タンパクなゼリーを試してみましょう。ちなみに私のケースですが、100均などでも手に入る昆虫ゼリー。こちらを弱っているカブトムシに与えても食べてくれませんでした。ですが、ネットで購入した高タンパクゼリーに替えると驚くほど食べてくれたんですよね^^

あと、上記のような高タンパクゼリーがすぐに手に入らなければ応急処置的にバナナを与えるのがおすすめ。なぜなら、栄養価が高く、弱ったカブトムシの体力回復にぴったりです。ただ、すぐに虫が湧くので管理は少し面倒。でも、その分効果は抜群ですよ^^

ポイント

餌を毎日新鮮なものに交換し、カブトムシがしっかり食べられるようにしましょう。

そもそもカブトムシが弱る原因は?

こちらは上記のような飼育環境及び餌選び。こちらが飼育を始めた時点でできていないと、弱る原因となります。それらを含め弱る原因を紹介すると、

  • 寿命が近づいている可能性がある
  • 適切な温度管理ができていない
  • 羽化時のトラブルが影響している
  • 餌の形状が食べにくいものになっている
  • 転倒しやすい環境になっている
  • 複数匹を一緒に飼育している
  • 触りすぎている

です。

寿命が近づいている可能性がある

カブトムシの成虫の寿命は1〜3ヶ月ほど。個体差はありますが、寿命が近づくと動きが鈍くなったり、足の力が無くなりよく転倒。また、餌を食べるペースが落ち、次第にケースの中でじっとしている時間が増えることが多いです。

「最近あまり動かないな…」や「よく転ぶな・・・」と感じたら、寿命のサインかもしれません。これだけは仕方がないことですが、最後まで快適に過ごせるように、飼育環境を優しく整えてあげましょう。

適切な温度管理ができていない

カブトムシは暑すぎても寒すぎても元気をなくしてしまいます。理想的な温度は先ほども言いましたが、25〜30℃です。ただ、気温が20℃以下になると動きが鈍くなり、15℃を下回るとほとんど動かなくなることも。逆に、30℃を超えると体力を消耗しやすくなり、特に乾燥が加わると一気に弱ってしまいます。

「最近あまり動かないな…」と感じたら、まず温度をチェック。気温の変化が激しい場所にケースを置いていないか確認しましょう。とくに、直射日光やエアコンの風が当たる場所はNG!

羽化時のトラブルが影響している

羽化不全のカブトムシは、生まれつき体力が少なく、寿命も短くなる傾向があります。特に、羽がうまく広がらなかったり、足が変形している個体は、移動やエサを食べるのが難しくなるため、注意深くケアしてあげることが大切です。

餌の形状が食べにくいものになっている

固くなりすぎた餌や乾燥してしまった餌は、カブトムシにとって食べづらく、十分に栄養を摂れない原因になります。となれば、弱ってしまうのは当然。特にゼリーの乾燥や果物の劣化には注意が必要です。食べやすい状態の餌を用意することで、しっかりと栄養補給ができ、元気を維持しやすくなります。先ほど紹介した高タンパクゼリーがおすすめ。

転倒して起き上がれない

ひっくり返った羽化不全のカブトムシ

カブトムシは元気過ぎて、飼育ケースの側面などを登ろうとします。当然滑ってしまい転倒。その時に足を引っかけて立ち上がれる補助的なものが必用です。もし、なければ仰向け状態が続き体力を消耗。それにより弱っていき、寿命が短くなります。だから必ず朽ち木などを飼育ケース内に入れてあげましょう。

さと吉
さと吉

朽ち木等が用意できるまではティッシュペーパーを少し湿らせて使うと代用できますよ^^

複数匹を一緒に飼育している

飼育ケース内に複数を飼育すると餌の奪い合いなどが発生。それにより餌を十分に食べられなかったり、怪我をすることもあるでしょう。となれば、徐々に弱っていくのは当然な事。だから、おすすめな飼育数はオス1匹、メス1匹。または、メス2匹が私のおすすめの飼育数です。

触りすぎている

カッコイイや可愛いからと触りたい気持ちは分かります。ですが、頻繁に触ってしまうと、当然カブトムシにストレスを与えてしまいます。となれば、それが原因で弱ってしまうことはありえます。だから、長生きさせたいのであれば、なるべく触らずに飼育ケース内の姿で満足してあげましょう^^

まとめ

カブトムシが弱ってきた場合は、

  • 飼育環境お見直し
  • 餌の見直し

が大切です。そして、触りすぎないで焦らずじっくりケア。そうすれば、元気を取り戻す可能性も十分あります。カブトムシが少しでも長く、元気に過ごせるよう、ぜひできることから試してみましょう^^

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