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カブトムシにダニが大量発生!?原因から対策まで徹底解説するよ

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カブトムシを飼育していると、体に小さなダニが付着しているのを見つけることがあります。特に大量発生すると、カブトムシの健康に悪影響を及ぼすことも…。そこで今回は、ダニが発生する原因から駆除方法、予防策まで詳しくお伝えしていきますね。

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ダニが発生する原因

ダニが大量発生する主な原因は、飼育環境の汚れや湿度の高さです。ダニは有機物をエサにするため、フンや食べ残しが溜まったケース内は格好の繁殖場所となります。

また、カブトムシが野外で採取された個体の場合、すでにダニを持ち込んでいることもあります。それらを踏まえて注意するポイントは以下のとおりです。

  • 飼育ケースの掃除不足
    • フンやエサの残りが溜まるとダニが繁殖しやすい環境になります。
  • 高温多湿な環境
    • ダニは湿度が高い環境を好むため、梅雨時期や通気性の悪いケース内では増殖しやすくなります。
  • 野外採取のカブトムシ
    • すでにダニを体に付けた状態で持ち込まれ、そこから広がるケースもあります。

カブトムシがダニによって与えられる影響

ダニが大量発生すると、カブトムシに次のような影響が出ることがあります。

  1. ストレスの増加:ダニが体にまとわりつくことで、カブトムシは常に不快感を抱えます。
  2. エサを食べる量の減少:ストレスが増すと、食欲が落ちて体力が低下します。
  3. 寿命の短縮:過度なストレスや体力低下が続くと、最悪の場合、寿命が短くなることも。
  4. 繁殖への悪影響:元気がなくなることで、産卵や交尾がうまくいかなくなる可能性もあります。

どれもこれもカブトムシにとっては超最悪の事態ですね。こうした影響を防ぐためにも、早めの対策を取らなければならないことが分かります。

チェック

カブトムシに付着するダニにはいくつかの種類がありますが、その中でも特に多いのがコナダニ類です。

ダニの駆除対策手順

ダニが大量に発生した場合、以下の手順で駆除しましょう。

  1. カブトムシを別のケースに一時避難させる
  2. 現在のマットをすべて処分し、ケースをしっかり洗浄
  3. 朽ち木や登り木を取り換える
  4. 新しいマットを入れ、湿度管理を徹底
  5. カブトムシの体についたダニを取り除く
  6. ダニ取りシートを設置し、予防対策を強化

①:カブトムシを別のケースに一時避難させる

ダニが発生したら、まずカブトムシを一時的に別の清潔なケースへ移動させましょう。ダニが付着したままだと元のケースに戻した際にまた繁殖する可能性があるので、しっかりと駆除するのがポイントです。

②:現在のマットをすべて処分し、ケースをしっかり洗浄

ダニはマットの中に潜んでいることが多いため、現在のマットはすべて廃棄し、ケースをしっかり洗浄しましょう。洗浄には熱湯や中性洗剤を使用し、ダニの残骸が残らないように注意します。ちなみに、新しいマットの交換にすぐ対応できない場合は、マットを容器に移し電子レンジで加熱してもOKです。

③:朽ち木や登り木を取り換える

飼育ケース内には朽ち木や登り木などが入っていると思います。実はこちらにもダニが付着しているのは当然。だから、そのまま使い続けると、ダニが再び繁殖する原因になるため、処分するのが確実な方法です。

もし捨てるのが惜しい場合は、電子レンジで加熱するか冷凍庫で凍らせてダニを死滅させましょう。また、煮沸消毒も効果的です。

ちなみに、マットを電子レンジで加熱してもOK。ただ、

④:新しいマットを入れ、湿度管理を徹底

洗浄したケースには、新しい清潔なマットを入れ、湿度管理を徹底します。過湿にならないよう適度な乾燥を保ち、通気性を確保することが重要です。

また、マツやスギの針葉樹。こちをベースにしたマットがダニは超嫌い。だから、大量発生どころか微量も発生しなかもしれません。もし、普段使っているのが腐葉土マットであれば交換してもいですね。

チェック

針葉樹は幼虫の飼育には向きません。餌にならないからです。

⑤:カブトムシの体についたダニを取り除く

カブトムシ本体に付着したダニは、柔らかい筆や綿棒を使って優しく払い落とします。また、霧吹きを使って軽く湿らせたティッシュで拭き取るのも効果的です。

⑥:ダニ取りシートを設置し、予防対策を強化

市販のダニ取りシートをケース内に設置することで、再発を防ぐことができます。ダニ取りシートはダニを捕獲し、増殖を抑える効果があるため、長期的な予防策として活用しましょう。

カブトムシの幼虫に対してのダニ対策

少しくらいのダニであれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫と言えます。ただ、大量についてしまうと、呼吸をする気門がふさがり最悪死んでしまう可能性があります。また、幼虫が蛹になった時に悪影響を与える可能性も無いとは言えません。要は、デメリットとして、

  • ストレス増加:ダニがまとわりつくことで幼虫がストレスを感じ、動きが鈍くなる。
  • 成長不良:エサを食べる量が減り、十分に成長できなくなる可能性。
  • サナギ化への影響:ダニが大量に付着したままだと、正常にサナギになれないこともある。
  • 病気のリスク:ダニの影響で幼虫が弱り、病気にかかるリスクが高まる。

が、考えられます。ですから以下の対応がおすすめです。

<対策>

  • 優しく手で取り除く:幼虫の表面についたダニを、綿棒や柔らかい筆を使って優しく拭き取る。
  • マットの交換:ダニが発生している場合、古いマットをすべて交換し、新しい清潔なものに入れ替える。

卵と蛹の時期も要注意

カブトムシの一生の中で、特にダニに注意が必要なのが卵と蛹の時期です。

  • 卵の段階:ダニがマット内に大量発生していると、卵がダニに覆われてしまい、孵化率が下がることがあります。
  • 蛹の段階:蛹は非常にデリケートな状態で、ダニが付着するとストレスを受けたり、正常に羽化できなくなったりする可能性があります。

この時期のダニ対策としては、定期的にマットの状態を確認し、異常があればすぐに交換することが大切です。マットを清潔に保つことで、卵や蛹の成長をしっかりサポートしましょう。

カブトムシ飼育時にダニに関するよくある質問

カブトムシに付いたダニは人に害はある?」:基本的に人には影響はありませんが、大量発生するとアレルギーを引き起こす可能性があります。

ダニが発生しやすい季節は?」:梅雨や夏の高温多湿の時期に発生しやすくなります。

飼育ケース以外にダニが付きやすいものは?」:エサ台や登り木などに付着しやすいので、熱処理や冷凍で駆除するのが効果的です。

ダニ対策のためのおすすめの掃除頻度は?」:週に1回程度のマットの確認と、フンや食べ残しの除去が理想です。

ダニは自然界にもいるの?」:はい、カブトムシが生息する環境には自然に存在し、持ち込まれることもあります。

完全にダニをなくすことはできる?」:完全にゼロにするのは難しいですが、適切な管理で大量発生を防ぐことは可能です。

マットの天日干しは効果がある?」:はい、ダニの発生を抑えるのに有効ですが、しっかり乾燥させることが重要です。

カブトムシの体に付いたダニを減らすには?」:綿棒や筆で優しく取り除くか、湿らせたティッシュで拭き取ると効果的です。

ダニ取りシートはどれくらいの頻度で交換すればいい?」: A. 約1ヶ月に1回を目安に交換すると効果的です。

まとめ

カブトムシにダニが大量発生すると、ストレスや体力低下の原因となり、最悪の場合は命を落とすこともあります。発生を防ぐためには、日頃の掃除や湿度管理が大切!もしダニを見つけたら、今回紹介した駆除方法を試してみてくださいね。カブトムシが快適に過ごせる環境を整えて、元気に育ててあげましょう!

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