友達のみの君が、
ヤモリを飼育したいんだけど、もしかして人間にとってやばいバイ菌ってもっているのかなぁ~?
何てことを聞きにやってきました。確かに病気などに超神経質な彼なので、そんな質問をしてくるのは納得(^^; ただ、私もヤモリにバイ菌があるなんて聞いたことがありません。だから分からないのが事実。
でも、そのまま伝えるのも嫌な性格。早速調査を開始しましたよ~。
と言うことで今回は、その結果などについてお伝えしていきますね。
ヤモリはバイ菌があるから危険なの?
調べた結果をお伝えしますね。ヤモリに関しては、
・バイ菌をもってる場合がある
が答え。
ちょっとこれには驚きでした。
ただし、神経質に心配することはありません。それは、ほとんどのヤモリは安全であり、怖いバイ菌を持っているわけではないからです。
例えば、環境省サイトにもヒョウモントカゲモドキの子供について、
生まれたばかりの子は濃い横縞があり、斑点は成長につれ、徐々に出てきて、それにつれ横縞が消えていきます。慣れやすく、小さいので、危険性はありません。
引用元:環境省サイト
とあるように、慣れやすく小さいので危険性はありませんとあります。ですから、飼育することにおいて怖い動物ではないと考えられます。それに、ヤモリのバイ菌で大病になったって報告は私が探した限りは見当たりませんでした。
だけどサルモネラ菌を持っている可能性があるよ
ただ、爬虫類に対してサルモネラ菌保有率を調べた結果、
山口県内のペットショップで販売されている爬虫類139検体(カメ類99検体,トカゲ類32検体及びヘビ類8検体)についてサルモネラの保有状況を調査した.サルモネラ保有率は全体で50%であり,動物別ではカメ類が42%,トカゲ類が69%,ヘビ類が75%であった
引用元:CiNii Research
と、あるようにヤモリも含まれるトカゲ類。こちらが69%って数字がでています。だから、飼育しようと考えている。また、現在飼育しているヤモリが、サルモネラ菌を持っている可能性がないとは言えません。
ただ、先ほども言いましたが、さほど神経質にならなくても大丈夫なようです。直接触った場合はしっかり手洗いをすれば感性を防げることが分かっています。それに、見ているだけは感性しないので安心。
お借りしたこちらの「X」のように、食べてしまうと間違いなくアウトですけどね~(^^;
「度胸試し」で食べたヤモリが原因か。サルモネラ菌に感染した男性、10日後に死亡(オーストラリア) https://t.co/PTSQM5YDQ2 pic.twitter.com/PIzo2MYCcw
— 浜田 (@hamada_diaond) July 11, 2019
クリプトスポリジウムも持ってる可能性もあるよ
サルモネラ菌と同じで、感染すると食中毒の症状が出るクリプトスポリジウム。実は、こちらもヤモリが感染している可能性あります。とくに、ヒョウモントカゲモドキに多くの感染事例があったそうです。
ただ、先程のサルモネラ菌と同じで、手洗いなどをしっかりすれば問題はありません。
ただし、
爬虫類は特にクリプトスポリジウムの影響を強く受け、感染すると慢性的な症状を示し衰弱する。
引用元:Wikipedia
と、ウイキペディアにあるように、爬虫類に関してはその個体自体に悪影響があるとのことです。サルモネラ菌の場合は、そのような報告が見当たりませんでした。ですが、ヤモリにとってはクリプトスポリジウムは厄介な菌で、食欲不振になり痩せていき、徐々に重症化していく怖い病原体のようです。
だから飼育しているヤモリが餌を食べなくなった。また痩せてきたと感じたら早めに動物病院に連れて行くのが良いかもですね。
あと、サルモネラ菌もクリプトスポリジウムも、汚染された餌や糞などで感染することが分かっています。飼育しているヤモリが絶対感染しているとは限らないので、このあたりは注意したいですね。
それと、飼育ケースの傍にこちらのような↓手の消毒液を置いておくと便利ですよ^^
さいごに
ヤモリはサルモネラやクリプトスポリジウムの菌を持っている可能性があることが分かりました。ただ、そこまで神経質になる必要はないようです。
触った場合はしっかり手洗い。まあ、これはどんなペットを飼っていても基本ではありますよね^^
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。