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カブトムシ幼虫は共食いする!そんな驚愕話が本当なのか徹底紹介

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姪っ子から、

姪っ子
姪っ子

おじさん!カブトムシの幼虫って共食いってするって本当なの?

何て電話がありました。なにやらママ友の一人から「飼育していた幼虫の数が減った!」ってそんな話を聞き、共食いがあったのではとびっくりしたようです。

ただ、私も以前そんな話を聞いたことあり、調査をして既に解決済み。だから、姪っ子にも詳しく説明し、納得してもらいました^^

と言うことで今回は「カブトムシ幼虫共食いするのか?」などの答えについてお伝えしていきますね。

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カブトムシの幼虫は共食いをするの?

結論からお伝えすると、

・共食いはしない

が答え。ただ、共食いとなるとは知らずに食べてしまうケースはあるかもしれません。では、そのあたりの事情も含めもう少し細かく紹介していきますね。

カブトムシ幼虫は肉食ではない

カブトムシの幼虫は草食性で、自然界ではクヌギやコナラなどの広葉樹の落ち葉が分解された腐葉土を主食としています。そのため、飼育する際も専用の発酵マットを用意すれば安心。ですから、仲間である幼虫を狙って食べることはありません。

だから以下のような心配はしなくても大丈夫と言えますね^^

カブトムシ幼虫が共食いをするケースとは?

カブトムシの幼虫を狭いスペースにたくさんの詰め込んで飼育すると、幼虫同士がぶつかって傷ついたりすることも。また、ストレスなどにより他の幼虫を噛んでしまうこともあります。そのような状況下により傷つく死んでしまう幼虫がいるのは当然。

そして、死んでしまった幼虫。こちらは、マット内のバクテリアなどにによって分解されます。すると、基本的に共食いはしない幼虫ですが、分解された個体を「エサ」として認識し、食べてしまうケースが無いとは言えません。

さと吉
さと吉

だから飼育している幼虫の数が減ったって感じた時は、死んでしまいマットの中で分解されて。って認識で間違いないと言えますね。また、それを餌と勘違いし食べてしまうこともです。

カブトムシ幼虫に共食いをさせないためには?

上記のような死骸を食べてしまうケース。これを防ぐためには、とにかく飼育環境をベストにしてあげること。そのためには、

  1. 飼育スペースを広くする
  2. エサ(マット)をしっかり補充する
  3. 幼虫のサイズごとに分ける
  4. 定期的に幼虫の様子をチェックする
  5. 湿度管理を徹底する
  6. コバエやダニの発生を防ぐ
  7. なるべく刺激を与えない

1. 飼育スペースを広くする

幼虫が狭いスペースに詰め込まれると、ストレスがたまって動きが鈍くなったり、弱った個体が他の幼虫に押しつぶされることも…。さらに、エサを十分に食べられず、成長に影響が出る可能性もあります。快適に過ごせるように、広めのケースを用意し、幼虫同士の距離をしっかり確保してあげることが大切です。

2. エサ(マット)をしっかり補充する

マットが足りなくなると、幼虫はエサ不足でストレスを感じ、最悪の場合ほかの幼虫を噛んでしまうことも…。栄養が不足すると成長にも影響が出るので、マットは常に十分な量をキープ!定期的に新しいものと入れ替え、新鮮で栄養たっぷりの環境を整えてあげましょう。

3. 幼虫のサイズごとに分ける

幼虫の成長には個体差があるので、大きさに差が出ることもあります。体が小さい幼虫は、大きい幼虫に押しつぶされたり、エサを奪われたりして弱ってしまうことも…。トラブルを防ぐためにも、サイズごとに分けて飼育するのがおすすめ!それぞれが安心して育つ環境を整えてあげましょう。

4. 定期的に幼虫の様子をチェックする

幼虫が元気に育っているか、こまめにチェックすることが大切です。マットの中で動きが鈍くなっていたり、他の幼虫に押しつぶされそうになっていたりする個体はいませんか?弱った幼虫がいると、ストレスや攻撃の対象になることも…。気になる様子があれば、早めに別のケースに移して安全な環境を整えてあげましょう。

5. 湿度管理を徹底する

マットが乾燥しすぎると体に負担がかかり、弱る原因に…。逆に湿度が高すぎるとカビや雑菌が繁殖しやすくなり、環境が悪化してしまいます。マットを触ったときに、軽く湿り気を感じるくらいがベスト。定期的にチェックしながら、幼虫が快適に過ごせる状態をキープしてあげましょう。

6. コバエやダニの発生を防ぐ

飼育ケースにコバエやダニが増えると、幼虫にとって大きなストレスに…。放置するとマットが汚れやすくなり、幼虫の健康にも悪影響を及ぼします。対策としては、通気性を確保しつつ害虫の侵入を防ぐメッシュ付きのフタを使うのがおすすめ。さらに、ケース内の掃除をこまめに行い、清潔な環境をキープしてあげましょう。

7. なるべく刺激を与えない

飼育ケースを頻繁に揺らしたり、幼虫を何度も触ると大きなストレスになってしまいます。ストレスが続くと、成長に影響が出たり、弱ってしまうことも…。幼虫の様子を観察するのは楽しいですが、そっと見守ることが大切です。なるべく静かな場所にケースを置き、幼虫が安心して成長できる環境を整えてあげましょう。

さと吉
さと吉

以上のような環境を整えてあげることで、幼虫たちがストレスなくのびのび育ち、元気なカブトムシへと成長しますよ^^

カブトムシ幼虫の飼育環境改善を実践した人たちの体験談

ケースを広くして幼虫同士の距離を確保!
「最初は小さいケースに何匹も入れていたら、いつの間にか数が減っていました…。それから大きめのケースに変えたら、そんな状況がなくなりました!」

マットをたっぷり補充して空腹防止!
「マットが減ってくると幼虫たちが落ち着かなくなる気がしたので、こまめに新しいマットを追加。餌不足にならないようにしたら、元気に成長してくれました!」

サイズごとに分けて安心!
「大きい幼虫と小さい幼虫を一緒にしていたら、小さい方がどんどん弱ってしまいました…。それ以来、体格差が出てきたら別のケースに移すようにしたらトラブルが減りました!」

弱った幼虫はすぐに隔離!
「幼虫の動きが鈍くなっていたり、マットの上に出てきている子は要注意!すぐに別のケースに移したら、なんとか成虫まで育てられました。」

適度な湿度をキープして健康管理!
「乾燥しすぎると幼虫が弱るし、湿気が多すぎるとカビが生える…。毎日様子を見て、霧吹きで湿度を調整していたら、みんな元気に育ちました!」

コバエやダニ対策で快適環境!
「ケースの中にコバエが増えて幼虫が落ち着かない様子だったので、フタをメッシュ付きに変更!定期的に掃除をするようにしたら、幼虫もストレスなく過ごせるようになりました。」

なるべく静かな場所に置く!
「子どもがよくケースを触ったり動かしたりしていたけど、それがストレスになっていたみたい…。なるべく静かな場所に置いて、観察も最小限にしたら落ち着きました!」

マットを深めに入れて隠れられる環境を!
「マットが浅いと幼虫同士がぶつかりやすくてトラブルに…。しっかり深めにマットを敷いてあげたら、それぞれ自分のスペースを確保できるようになりました!」

ケースを複数用意して分散!
「1つのケースに全部入れるより、少しずつ分けた方が安心と聞いて試してみました!結果、大きく健康に育ってくれたので、最初から分けておけばよかったと思いました。」

こまめに観察して異変をキャッチ!
「毎日チェックしていたら、体調が悪そうな幼虫を早めに発見できました。弱った個体は別ケースに移すことで、他の幼虫にも影響が出ず、みんな無事に育ちました!

さと吉
さと吉

どれも実際に試した人たちのリアルな声です。もし、当てはまるものがあれば参考にするのをおすすめしますよ。

幼虫が蛹を食べることはないの?

幼虫同士の共食いは基本的にありません。ただ、「幼虫がサナギを食べてしまうのでは?」と心配になっても不思議ではないですよね。ですが、幼虫は肉食ではないため、積極的にサナギを食べることはありません。

ただし、狭い環境では誤ってサナギに触れたり、噛んでしまう可能性があるかも・・・(^^; しかし、安心してください。実は、サナギ自身が蛹室内で振動を起こし、他の幼虫に「近づくな!」とサインを送る行動をとるんです。この防御策のおかげで、ほとんどの場合、幼虫が蛹を傷つけることはありません。

蛹は幼虫が蛹室に近づくと背面を蛹室の壁に打ちつけて振動を発すること、この振動は幼虫に回避行動をとらせることがわかりました。蛹は、「蛹室に近づくな」という振動シグナルをまわりの幼虫に送ることで、蛹室が壊されることを防いでいると考えられます。

引用元:東京大学 農学生命科学研究科 研究成果

ただ、飼育内はある程度の広さを確保し、蛹になる時期が近づいたらマット交換を控えるのがベスト。特に、複数の幼虫を育てている場合は、蛹の安全を守るためにも、個別に分けるのもおすすめです。

まとめ

カブトムシの幼虫は基本的に共食いをすることはありませんが、飼育環境によってはストレスやエサ不足が原因でトラブルが起こる可能性もあります。そのため、幼虫同士が快適に過ごせるように、「適度なスペースの確保」「十分なエサの補充」「環境の管理」といったポイントを意識することが大切です。

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