カブトムシの飼育ケースを覗くと、
あ!マットに白いふわふわしたものが付いている!
なんてビックリしたことがあります。
で、この正体も気になったのですが、最も心配だったのがカブトムシに悪影響がないかでした。だから、その白いふわふわの正体を必死になり調べ挙げたのは言うまでもありません。
と言うことで今回は「カブトムシのマットの白いふわふわ」この現象について納得いただける情報をお届けします。
カブトムシのマットの白いふわふわの正体は何?
マットに出現する白いふわふわの正体は、
・カビの一種
が答え。もう少し詳しく言うと、マットの中に含まれている菌類(きのこ)がマットの中で成長してできた菌糸。そして飼育する上でこの菌糸がマットに出現するのはごく自然の現象です。
カブトムシの幼虫の土に白いカビが生えてるけど、気になるから取っちゃって良いのでしょうか?
— しずく✿ペット垢 (@Shizuku_pet) September 14, 2021
そのままでもいいのかな? pic.twitter.com/xlvrSesOEK
白いふわふわはカブトムシに悪影響はないの?
結論を言うと、
・全く問題がありません
が答え。そもそもマットに菌類を加えるのは幼虫が食べて喜ぶ栄養素を作り出すため。だからその過程でできる白いふわふわである菌糸はカブトムシの成虫や幼虫にとって全く無害と言われています。
だから、白いふわふわを見つけても心配する必要はありません。あと、朽ち木などに青カビが生えることもありますが、こちらもカブトムシに悪影響を与えることはめったにありません。ただ、やはりどちらも見た目が気持ち悪いって声があるのも事実。
ですからカビが生えない為の対処法をいくつか紹介しておきますね。
もし、幼虫が死んでしまったかと心配になったら見分け方があります↓
白いふわふわを含めたカビの対処法
そもそもカビが生える原因は温度と湿気に関係があります。ですからマット及び飼育ケースにカビを生えなくする対処法は、
- マットの清掃
- 通気性の確保
- 餌の管理
です。
マットの清掃
湿気が原因でカビが発生するため、定期的に清掃し乾燥を防ぎましょう。ただ、マットが乾燥したままだとカブトムシの成虫も幼虫も嫌がるので、軽めに霧吹きを与えてあげるのもポイント。
マット清掃と霧吹き。この両方が大切ってことですね。あと、清掃もですが糞が多く目に付きだしたらマット交換してあげることが肝心です。
通気性の確保
マットの清掃や交換もですが、飼育ケース内に十分な通気性を与えることも大切。湿気を排除できるような通気性の良い飼育ケースを選びましょう。
餌の管理
カブトムシの餌がマットに付着するとカビの発生の原因になります。ですからこれを防ぐために、餌の与え方や配置を工夫しましょう。また、餌の容器を定期的に清掃するとカビの発生を防ぐこともできます。
カブトムシの餌は昆虫専門店が開発したものが栄養満点でおすすめです。
さいごに
カブトムシのマットに出現する白いふわふわの正体はカビの一種の菌糸でした。こちらはカブトムシに悪影響を与えることはないので心配はいりません。
ただ、どうしても気になるのなら定期的にマット清掃や交換。また、飼育ケース内に湿気を溜めないことで防げます。あと、餌も古くなったら交換してあげましょう。