友達のみの君が、
上野と和歌山のパンダの違いってなんだろう~?
何てことをまじめな顔をして訊ねてきました。
ただ、そんなことを急に言われても即答ができません。でも、確かにどんな違いがあるのか気になるのも事実。だから早速調べました。
と言うことで今回は、その結果などについてお伝えしていきますね。
上野パンダと和歌山パンダの違いは何?
調べた結果は、どちらもジャイアントパンダと言うことで、
・パンダ自体に違いはありません
が答え。
ただ、施設に関しては場所は当然ですがいくつかの違いがあります。それを表で表すと以下のとおり。
上野 | 和歌山 | |
---|---|---|
場所 | 東京都 | 和歌山県 |
初来園日 | 1972年10月 | 1988年9月 |
頭数 | 4頭 | 4頭 |
環境 | 快適 | 超快適 |
入園者数 | 年間約390万人 | 年間約120万人 |
認知度 | 超高い | 高い |
管理運営 | 東京都 | (株)アワーズ |
施設の場所の違い
上野パンダは東京都の上野動物園で、和歌山パンダは和歌山県のアドベンチャーワールド。こちらは常識ではありますが、一応住所等の詳細を紹介しておきますね。
パンダの初来園の違い
上野動物園にパンダが初来園したのは1972年の10月。雄の「カンカン」と雌の「ランラン」で、この2頭が日本初上陸のパンダです。
そして、和歌山アドベンチャーワールドに初めてパンダが来園したのは1988年の9月。雄の「シンシン」と雌の「ケイケイ」です。
だから、上野動物園の方が16年ほど早くパンダがやってきたことになりますね。
パンダの頭数の違い
2023年10月時点では、
- 上野動物園
- リーリー(オス)
- シンシン(メス)
- シャオシャオ(オス)
- レイレイ(メス)
- アドベンチャーワールド
- らうひん(メス)
- ゆいひん(メス)
- さいひん(メス)
- ふうひん(メス)
と、どちらも4頭づつ飼育されています。ですが、アドベンチャーワールドでは2016年には8頭もいた時期があり、今まで飼育した数も上野動物園よりも勝っています。
パンダの飼育環境の違い
どちらのパンダもとても良い環境で飼育されています。ただ、これは私の個人的な意見になりますが、アドベンチャーワールドの方が少し良い感じがします。
それは飼育場の広さもありますが、施設の周りが上野動物園の都会感と比べて自然豊なこと。この空気感がパンダにとってもリラックスできるのではと思えます^^
ただ、上野動物園も2020年9月に「パンダのもり」がオープン。パンダに適した自然環境に近づけた施設なので、パンダも喜んでいるでしょうね。
入園者数の違い
年間入場者数は上野動物園が約390万人。和歌山が約120万人。これは、大都会の東京都に点在することからも上野動物園の方がかなり多いですね。
それと、あとから説明しますが入園料も関係しているかもしれません。
パンダの認知度の違い
認知度に関しては、上野動物園のパンダの方が勝っているように感じます。
その理由として、テレビなどの情報番組では、上野のパンダの方がよく取れ上げられている感があるから。まあ、初めて日本に来園したパンダが上野動物園と言うこともありますし、パンダの火付け役でもありますからね。
ただ、あくまでも私の意見ですので参考までにお願いしますね~^^
管理運営の違い
上野動物園は東京都の管轄。だから公営と言えます。そしてアドベンチャーワールドは(株)アワーズの民間会社が運営しており民営。
ですから、上野動物園の入園料(2023年10月時点)は
- 大人:600円
- 中学生:200円
- 65歳以上:300円
- 小学生:無料
アドベンチャーワールドは、
- 大人:5,300円
- 中高生:4,300円
- 幼児・小学生:3,300円
- 65歳以上:4,800円
となり、はるかに上野動物園の方が安い入園料でパンダに会うことができます。ですから、入園者数もアドベンチャーワールドに比べて多くなる理由かもしれません。
さいごに
上野と和歌山のパンダの違いは、
・パンダ自体に違いはありません
ですが、
- 場所
- 初来園
- 頭数
- 飼育環境
- 入園者数
- 認知度
- 管理運営
などに違いはあります。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。