姪っ子から、
おじさん。ザリガニが全然餌を食べてくれないんだけど大丈夫かなぁ~?
って電話がありました。どうやら今年の春から一生懸命飼育しているザリガニが急に餌を食べなくなったのでめっちゃ心配している様子です。
ただ、それに対して考えられる原因と対策を経験上から推測できた私。詳しくその旨を伝えると、
ありがとう!一安心した。
って元気に電話を切っていましたよ~^^
ということで今回は、ザリガニが餌を食べない原因などについてお伝えしていきますね。
ザリガニが餌を食べない原因
普段から食いしん坊なザリガニが餌を食べない原因は、
- 冬眠時期が近い
- 脱皮が近い
- 餌に飽きた
- 産卵時期
- ストレス
- 寿命が近い
が考えられます。
冬眠時期が近い
ザリガニは冬眠をします。そしてその前に餌をたくさん食べますが、冬眠の準備に入る11月の終わりごろから個体によっては餌を食べなくなります。だからその時期に食べないのは自然の摂理。あまり心配することはありません。
だけど水温を通常温度に保てば冬眠をすることなく餌を食べてくれます。
脱皮が近い
脱皮はザリガニにとっては成長過程での大仕事。その脱皮は大人になるまで10回以上と言われています。そしてその時期が近づく3日前程からじっと動かなくなり、それと同時に餌も食べません。もし、タイミング的に脱皮の時期と思われるならしばらく様子を見るのが正解です。
餌に飽きた
雑食性のザリガニですから基本的に好き嫌いはない方。ですが、毎回同じ餌を与えていると、本能的に別の栄養素を求めるかもしれません。だから、普段と違う餌を与えると食べてくれるかもしれないので試してください。
家にある物で喜んで食べてくれる品をこちらにまとめました↓
産卵時期
産卵も脱皮と同じようにザリガニにとっては大仕事。だから産卵時期が近づくと餌を食べなくなります。ただ産卵のためかもしれませんが、餌を食べ続ける個体もいるのも事実。そのあたりも見極めながらしばらく観察してみましょう。
もし産卵時期で食べないようならそっとしておくのがベストです。
ストレス
ザリガニは神経質。だから、ちょっとしたことでストレスを感じてしまいます。それにより餌を食べなくなることも。そんなストレスを与えない為には飼育ケース内の環境をよくすることで、
- 水温
- 水質
- 隠家
などに気を使ってあげましょう。
水温の変化にはとても敏感。先ほども言いましたが、水温が下がると冬眠の時期と思い、餌を食べなくなりますし、水質が汚れても体調が悪くなり餌を食べなくなることも。だから水温は15℃~24℃を保ち、水交換も定期的に行いましょう。
水交換の時には注意が必要で、カルキ抜きや、加える水の温度も元の温度と同じにするのがポイントです。↓
あと、周りから身を隠し落ち着くためにも隠家の設置は大切。そういった場がないとストレスが溜まるのも当然です。このような流木ならめっちゃ喜びますよ~。
寿命が近い
寿命が近づくと食欲が落ちてきます。これはどんな生き物も同じ。食いしん坊のザリガニでも致し方ありません。脱皮や産卵、冬眠の時期でもないのに餌を食べなくなったら、寿命が近いと考えられます。
餌のおすすめ
ザリガニの餌はダイソーなどの100均でも販売されています。
ザリガニに必要とされる栄養を考えて作られているので安心。だからおすすめではあります。ですが、先ほども言ったとおり飽きてしまうと食べないことも。
そこで定期的に動物性タンパク質が豊富な餌を与えてあげましょう。おすすめはホームセンターなどで販売されている赤虫やメダカ。私も与えたことは何度もありますが、肉食系だけあってその食べっぷりは最高。こちらが嬉しくなるほどです^^
赤虫はネットからでも簡単に手に入ります↓
あと、水草もたまに与えるのがおすすめ。自然界でも、以下の画像のような池などに生えている水草を食べることが分かっています。
たぶん本能的に動物性だけではなく、植物性の栄養を摂るのも大切と分かっているかもしれません。飼育環境で長生きさせてあげるためにも、必要な餌と考えられます。
餌の与え方
餌を美味しそうに食べると言って与えすぎはNG。理由としては食べ残しによる水質の悪化。水が臭くなりますし、ザリガニに悪影響を与える菌の発生も。そんな水質の悪化を防ぐためにも、餌の与える頻度を抑え、1日に1回と決めるのがおすすめ。
そして、もし食べ残しを発見した場合は、速やかに取り除いてあげましょう。
さいごに
ザリガニは餌を食べないことがあります。その原因は、
- 冬眠時期が近い
- 脱皮が近い
- 餌に飽きた
- 産卵時期
- ストレス
- 寿命が近い
などと考えられます。もし飼育しているザリガニが餌を食べないのなら、一度当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。